「本日はお日柄もよく」トークイベント!

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『本日は、お日柄もよく』、WOWOWにて御覧いただけましたでしょうか?
多くの方から「面白かった!」というメッセージを頂きました。とってもうれしいです。

写真は、トークイベントの写真です。
長谷川京子さんも急遽登壇いただいて、比嘉愛未さん、佐々部監督と4人一緒に撮影していただきました。

カメラが20台以上ならんでいて、舞台に向かってフラッシュの嵐でした。あ、なんかテレビのワイドショーとかコントで見たことある風景だなあとか思っていました(笑)

ドラマに出てくる“スピーチ十箇条”は、私がプロの現場の視点から解説したものです。佐々部監督も、あちこちで講演しながら、この十箇条を参考にしたり、アドバイスに使ったりしているそうですよ。スピーチを上達させたい方、ぜひ参考にしてくださいね。

追伸、イベントやテレビ関係でご連絡いただいているのに、ほとんどの方にお返事できておりません。申し訳ないです。お返事、気長にお待ちいただけましたら幸いです。

オバマとトランプの演説からみるアメリカの精神

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オバマ退任演説とトランプ会見を比較しながらアメリカの精神について考察した記事
「オバマ退任演説とトランプ会見の比較から見えてくる米国の精神」がニュースイッチに公開されました。

オバマさんの演説は、歴史に残る素晴らしい演説だったと思います。
ちなみに、年末の安倍首相のパールハーバー演説は、もう少し練っても良かったのに・・・、という内容でした。その趣旨でメディアにお話したら、水を指すことになるからなのか採用されなかったようです・・・。

普段は、安倍首相の演説は素晴らしいんですけど、歴史的に重要なスピーチで空振ったのはもったいなかったなあと思います。

WOWOW『本日は、お日柄もよく』対談記事公開

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スピーチライターが主役のドラマ『本日は、お日柄もよく』の主演の比嘉愛未さんと私との対談記事がBuzzFeeDで公開されています。
注目度が高くて、この記事は人気ランキング入りしているそうです。

比嘉さんはとっても可愛くてお人形さんみたいなのに、芯のある女性で、会った人はみんなファンになってしまうと思います。
そんな比嘉さんが熱演したドラマは、1月14日土曜よる10時WOWOWでスタートです。

目まぐるしく変わるファッションも要チェックですよ。今回の取材のときの白の服もすごいシルエットがきれいでした。

PPAP、宇宙に衝撃を与えた無意味さ

今更ですが、PPAPが大ヒットしています。関連動画再生回数50億回以上、Youtube史上もっとも視聴されたコンテンツということになりました。

なぜ、こんなにヒットしているのか、私ごときが切り込めかどうかはなはだ心許ないのですが、思うところがあるので少し書かせていただきます。

PPAPは、多くの外国人から受けているわけですが、その反応は「スゲ—無意味!」とか、「スゲ—センスない!」という内容が多いようです。

それは、まったくその通りなんですが、なんでその「無意味」がこんなに受けるのかいうのが、よくわからないわけです。

それで、この問を解くヒントに、西欧のユーモアと日本のギャグを比較して考えてみたいと思います。

西欧のユーモアは、あくまで意味の戯れです。多くの場合、深刻な言葉を笑いに変えて、深刻さを無力化します。ソフトバンクの孫正義のユーモアを一つご紹介します。「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。」これぞユーモアです。

一方、日本のギャグには深刻さを無力化するという働きは相対的に弱いものです。ビートたけしの「コマネチ」、小島よしおの「そんなの関係ねえ」などなど、もともと意味希薄なものを、より深い意味で無意味化しています。

コマネチは美人な体操選手ですが、ビートたけしの振りが付くと、体操選手のイメージが消し飛んでわけのわからないものになります。そこに意味の真空状態が形成され、その真空が笑いを創り出す源泉になっています。「そんなの関係ねえ」は、文字通り力づくで意味を無意味化するためのフレーズです。

さて、PPAPですが、これがこの観点から見ると見事なのです。まず、I have a pen. I have an apple. ですが、英語を勉強したことのある全ての人は、このフレーズを学ぶはずで、グローバルな非常に多くの人の脳内に意味を形成できます。

次にこの二つをくっつけて、apple pen を作ります。結果、圧倒的に無意味な物体を作り出すことに成功します。pineapple pen も、appleの韻を踏襲しつつ、やはり圧倒的に無意味な物体です。

次の瞬間、この二つの無意味な物体を、あろうことか繋げてしまうのです。そして、こう宣言します。

pen pineapple apple pen! 

ただでさえ無意味な物体が二つ繫がることで、宇宙に衝撃を与えるほどの無意味が形成されます。

なんということでしょう。これほどの無意味が、未だかつて世の中に存在したでしょうか?いや、なかった。だから、こんな凄まじいことになっちゃったんだと思います。

加えて、見た目はヤクザなのに動きがカワイイので、見た目の意味も真空になる。リズムだけでメロディーラインがないので、世界中の人がこの無意味と戯れることができたということも忘れてはならない点です。ということで、PPAPの中心にあるのは、宇宙に衝撃を与えるほどの無意味だと理解できます。

このブームが私にとって衝撃だったのは、日本のギャグが、海外の文化の壁を突き破って世界で通用するという事実です。欧米人には、一部日本通を除いて日本のギャグはわからないんじゃないかと思ってたんですが、ぜんぜんそんなことないみたいです。逆に、ギャグというものに慣れていない世界の人に対して、強烈なインパクトを与える力があることが明らかになりました。

ですので、今後こういうギャグはもっと世界に出て行くことになるんじゃないかと思います。

以上、PPAPについての真面目な論考でした。おしまい!

トランプ勝利演説はいまいち?

トランプの勝利演説は、正直いまいちでした。

かつてのトランプのようなキレはありませんでしたし、8年前のオバマの勝利演説と比べるとその差が歴然としています。

その理由を、ニュースイッチでスピーチを分析しています。

いや、正直な話、ぼくもよく経験するんです(笑)

リーダーに付き合うのって、大変ですよね(遠い目)